August 30, 2016 Categories:

いまからの「個」に向き合う時代を生きる

「195教室」として、学生それぞれの目指すものと足りないもの、
それについて探りながらの学びを日々していると、
私自身の中のホンモノが、見えてくることがある。
今日がそうだった。

 

「先生は、どうやってその人に似合うを見つけるんですか」と聞かれて。
答えているうちに、はっとした。
「本当は、これはこうして、こういう順番で」と答えられたらいいのだけれど、
いまだに「マンツーマン授業」をやめられないように、似合う法則はそれぞれ違って。
その人の今も未来も、性格も、もちろん体型や声質や、と考えながら答えているうちに、

でも、そんなことより、

経験を積んだプロたちの「バッサリ感」が私は好きではないのだ。

と、改めて思った。

 

真剣に質問する学生に失礼である。

どんなに経験を積んだとしても、いまここにある問題に対して、まるで初めての問題のように、

柔軟に、誠実に、切り込んで手当てしていきたい、のだ。

経験といえば、『いつでも解決出来てきた』という自信だけでいいのではないか。

 

これからさらに、パーソナルな、人数の少ない世の中になるとしたら、

なんだかの問題を抱えるその「ひと」、に焦点を心からあてて、経験の豊かなところで解決していきたい。

 

そして、その解決の結集が、集団としての未来をつくるのではないか、と思う。

Written by  Ikuko Suzuki