August 30, 2016 Categories:

私と女優と人生とVol.1

“真のスタイル”を持ち続け内なる美を放つ吉永小百

 

「女には、自然界からのメッセージを読み取る力がある」と、私は思っている。

 

これからの日本には、そんな女性たちの自然力に基づいた知性が必要なのではないだろうか。
昨年2015年の一年間、ずっとそんなことを考えていた。

 

私が子どもの頃の昭和時代には、大抵の子どもたちは「早く大人になりたい」と思い、

「一人前だ」と言われたかった。だから、勉強した。経験した。

 

つまり、憧れの大人が目の前にいて、未来は成熟している“はず”で、自分もそうなりたいと思っていたのだ。

 

今、自分が大人年齢の2倍以上になったところで、遅ればせながら「真の大人」について考えてみたい。

もう誰のせいにもできないからだ。どうかご一緒に「真の大人への道」を探っていきませんか。

 

今回お手本とする女優さんは、吉永小百合さん。

 

私が子どもの頃からずっとスターで、「芸能人」という括りでは表せない格別の位置に居る方。

けれど実は私、一度も彼女に「憧れ」を持ったことがなかった。

幼稚だった私には「おしゃれ」だと感じなかったからだ。

 

ところが今、凛として生き続ける小百合さんの姿を見て、私の心に「憧れ」というものが生まれ、

「個性とはこういうものか」と改めて気づく大きな存在となっている。
個性とは、エッジでも、流行でもなく、

たとえ誰に注目されなくても“ずっと続いている自分の中のホンモノ”のことなのである。

このコラムでは、そんな「大人の中のホンモノ」について、私が今、真に憧れを抱く女性を追っていきたいと思う。

 

30年前から原爆詩の朗読会を開き、東日本大震災の前から原発に反対。

現在も「祈るように語り続けたい」と活動されている小百合さん。

大人になった今こそ、私も信念に基づく内なる美しさを武器に、

発言・行動したいもの。今日の「憧れ」。継続は力なり。

Written by  Ikuko Suzuki