Vol.10 てあみ

b-20160607

どうにか10まで来た。ちょっと一安心。

服から離れている間、何をしていたかといえば

ほぼ編み物をしていた。

編み物のいいところは、一本の糸から出来ていく所と失敗がないこと。

一本の糸を同じ作業を繰り返すうち
どんどん大きくなっていくさまは大スペクタクル。
最初は、すぐ完成するものがいいと思っても
結局大きなものに行き着くよう。

編みながら真理がわかる。
一人で色んな発見をしながら感動していた。

失敗がないというのは
それが最終的にいい感じの味わいになるから。

揃っているのがいい、という価値観が
当たり前のように自分の生き方に存在していることに気づく。

だけど、揃っているだけで良いのなら機械でいいのだ。

人間も同じだ。

手編みのセーターは、
ふんわりやわらかだけど、どこかシャープで芯がある。

これは体験してみないと分からない。

出来れば、自分で編んでみてほしい。
完成したセーターは目の前に自分がいるみたいです。

すごい経験ですよ!

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