どうにか10まで来た。ちょっと一安心。
服から離れている間、何をしていたかといえば
ほぼ編み物をしていた。
編み物のいいところは、一本の糸から出来ていく所と失敗がないこと。
一本の糸を同じ作業を繰り返すうち
どんどん大きくなっていくさまは大スペクタクル。
最初は、すぐ完成するものがいいと思っても
結局大きなものに行き着くよう。
編みながら真理がわかる。
一人で色んな発見をしながら感動していた。
失敗がないというのは
それが最終的にいい感じの味わいになるから。
揃っているのがいい、という価値観が
当たり前のように自分の生き方に存在していることに気づく。
だけど、揃っているだけで良いのなら機械でいいのだ。
人間も同じだ。
手編みのセーターは、
ふんわりやわらかだけど、どこかシャープで芯がある。
これは体験してみないと分からない。
出来れば、自分で編んでみてほしい。
完成したセーターは目の前に自分がいるみたいです。
すごい経験ですよ!