拘ったVあきとレースの裾
【レッスン新作のご紹介】
“着たいと思った服は絶対似合う”をモットーに、今日も195レッスン開校中。
生徒さん達は、ソーイング歴の多小にかかわらず『これが着たい』を探すのが皆さん大好き。
ひとアイテムが完成する頃には、『次はこれが着たいんです』が頭の中をぐるぐるしている。
だから、レッスン終わりのフリートークタイムが、とても面白い。さっきまで、いかに思い通りに仕上げるかに集中していたのが、切り替えて次の希望についてトークする。
次の希望をキャッチした私は、そこからその研究に入るので、ちょっとずつずれて並行して私の頭を使って、調子がいい。
今回のこちら。
こだわりが多々あったのだが、まずは深いVあき。それも超薄手。
Vあきって、どのくらいどんな角度で開けたいのか、ものすごく個人差があって、これこそ自作の醍醐味。
本生地裁断前のトワルでよーく確認。どう着るかもいろいろ考えて決定。
その後生地を決めて。
で、ここで私は「どうしたら綺麗に縫えるか」を考える。(ここが私の重大使命)
今回は、数日かけて5種類くらいのサンプルを作って、いざ本番。生地に限りもあるから、私もドキドキ。
そして成功!
次はレースの裾。
レース生地をどれにするのかでも、別日を取ってよく吟味。ご本人もここは一切妥協無し。私はレース柄いきによって、裾はどうやって仕上げるのかも考えながら。そこで今回は、地の目を横にしてレース耳を柄に沿ってカット。故に裾がまっすぐになるので、パターン変更。
と、
着る方(=作る方)のいろいろなこだわりと195の研究が重なって、完成。
こうやって、
レッスンというのか、
着たい気持ちの追求というのか、
着る人の“これが着たい”
からの2人のセッションで作る時間。
195レッスン
ご興味ある方は、お気軽にご連絡ください!