あるオーダーファッションの記録

あるオーダーファッションの記録。

 

–  お客様より –

ボキャブラリーが足りないので、言えば言うほど 嘘っぽい感じになるのがこわい。

 

わたしは、こうなりたかったんだ、と教えてくれた服だったの。それは、憧れた映画のワンシーン、オリーブの切り抜き、 そして 世界ふれあい街歩き、でみかける ヨーロッパの貴族婦人。すべてが思い出された。 そして、憧れでなく、鏡に映るのは、 モデルが着たら素敵なんだろうな、の服じゃない。 現在、そしてちょっと未来の私にぴったり合っている。 こんな服、みたことない、着たことない。 これが服だというなら、わたしは 服をしらないんだ。

 

宣伝文句のようで悔しいけど、 アクセサリーがいらない。 もしかして化粧さえもいらないでいのでは?と 思わせるような、存在感のある私になっている。

 

この感動は、そうだ、この家を作った時の小島さんに感謝して伝えた、私はこういうカフェや器が好き、と言えるけど、 自分に良い家はわからない。だから、プロに任せたいのだ、と。 想像以上の空間になった。これが良い家なんだと教えてくれた。 小島さんも、すごいこだわりで、なんどもなんども小さい角度から 確認していた。小島さんも、カメラマンに言われるんだって、 あなたの作品は派手でないので、 カメラに向かない、と。 そう、空気感がいいんだ、この家は。 家にはそれが大事なんだと彼のこだわりが教えてくれたんだ。

 

この服を着て、美味しいものをつくり、 たくさんの友人と大笑いしたい。そんな服。こんな服が作れるなんて、すごい。顔のシワまでが美しく見える……。 きっと疑う人はどこまでも疑うだろうな。 でも、これを知らないなら、そりゃ ただただや安い服がいいよね。 教えてあげられなくて、本当に残念。

 

ひとことでいうなれば 鏡の自分をみた瞬間こう思ったよ。
「そう!私、こういう自分になりたかったんだよ!え?よく知ってたね!?」
「え?なんで知ってるの?」
だな。うん びっくりしたよ。

 

 

– ORDER FASHION –

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