「鎌高座談会」 Vol.2

「鎌高座談会」第二回。今でも“ほぼセイシュン”の195が、本当に青春だったころ、どんなだった?

 

 

 

vol.2「親から離れた価値観を初めて持った場所、それが高校時代。〜もう一人の憧れの人とは?」

 

 

S     あの結構昔の話なんですけれど、学生時代、高校、鎌ヶ谷高校にいた時に自分がのめりこんだことは、好きだったことはあるんですか。

 

鈴木     そう。高校の時に結構私の人生の中では大きな転機だったような気がします。ある程度真面目に、それまでずっとある意味優等生で来て、何でもやらなきゃいけないことは普通にこなせて、ちょっといいくらいにこなせてダントツではないんだけどずっとやってきたでしょう、始めたことは辞めないし。ところがこの高校のときに部活動を1年生で辞めたんですよ。今、今日ここに来るときに思い出していたんだけど、やり始めたことを、自分で好きでね、やり始めたことを自分で辞めたのは初めてだったんですよ。なんでそこまでそうしたのかあまり覚えていないんだけど自然に辞めてて、でも他の友達は割と皆何かしら部活に所属してて、そこでのめりこんだということは本を読むということ、学校の試験に関係ない、とりあえずは関係ない本を読む、すごく本を読んでたんです。あと映画を観る。今もやってるんだけど、番組名も言っちゃうんだけど、日曜日の朝9時からの日曜美術館という番組があって、その番組をまず見て、必ずそこに行くの。その日の内に。というのはやっていた。何か興味のあることは自分で、ちゃんと自分の目で見に行こう。という、まあ時間があったからね、それまでは今後の点数を良くするための勉強はやってたんだけど、学校の試験とかではないことをあんなに一所懸命にやったのは、今から思えば部活をやらなかったがための時間で、それを始めたのかな。

あとねここで言っていいかわからないんだけど、BFっていうか男の子が好きで、といってもそういうところは奥手だったんだけれど、先輩のことをよく見てたり、よくしてたんです。あまり言わないんだけどね、自分の中では将来どういう恋愛をするのかなとかすごいそういうのに興味があって。女の子だから。だから中学とかそういうときもこういう男性がタイプとか女の子同士で言ってた。

それがこの学校に入ったらね、男性達が、男子学生がすごく知的なんですよ。顔じゃないの、それまではね私わりと面食いでこういうタイプが好きとかあったんですよ。で、こんな感じとか言ってたんだけど、そうじゃない人達が、皆それぞれ素敵なんだなあって思ったのよね。皆本をね文庫本をね、ここ(お尻のポケットあたりを指して)に入れてるんですよ。そしてちょっと時間があるとふっと読んでる。それが中学の時はそういう人がいたのかもしれないんだけどあまり気がついていなかった。だけどこの学校に入ったらわりとどの男性も勉強してるのよね。女の子の方ががむしゃらに勉強してようやく入った学校なんだけど男性達の方が多分余裕をもって入ったのかもしれない。何となくですけれどね。その時に、あ、所謂スポーツマンとか顔が良いとかいうんじゃない人間の魅力って、別に会話をしてないのよ、だけどこういう部分も素敵だなあとか人間にすごく興味を持ったんだけど。所謂こういう子が好きっていうのがちょっと変わってきたきっかけは、皆本を読んでる。って思って。本を読んだら先生に良い女子学生と見られるからとか、国語の勉強になるからじゃない、きっかけはそうだったんだけど、そうじゃないやり方で本を読み始めたら面白いんだな、って思って、そういうことかな、試験勉強以外のこと。

 

 

S     自分の興味あることに時間を使う。

 

鈴木     そうだね。それを初めてやったことが多分高校だったと思う。それが鎌高だったからというのはすごくある。

 

S     ほー。

 

K     進学校だったから。結構11人の自主性を大事にしてるから。

 

鈴木     そうそうそう。だからものすごく皆ががむしゃらに勉強するだけのすごい(学校)か、勉強も何もやらない、その真ん中のところで、やらなくても皆人生に余裕があるような人が多かったような気がして、そう思うとがむしゃらに良い学校に入ってと考えてた自分がちっぽけだったかなと思うような瞬間が色んな人と話したことによってあって。なんかこう視野が広がった。

今でもねすごく会うんですよ。私あまりね女の子同士集まったりとか嫌いなタイプ(皆(笑))、ちょっとこう斜めに見てた感じなんだけど、友達もそんな多いタイプじゃなかったんだけども、卒業生とか同窓生とか、8クラス1組から8組まであって、最初の頃は組同士で忘年会とかやってたんだけども、今は39組で39(さんきゅう)会というのやってるんですよ。39組と自分で思っている人は全員出ていいから。学年ももしかしたら上と下がちょっと混ざっているかもしれないんですけれどもとっても仲が良くて私としてこの学校で良かったなって思います。

 

K     海外に行ったきっかけはその行動力にあるんですか。

 

鈴木     行動力があると思ったことはあまりないのだけど、海外に行くきっかけ?それはね、私はフランスのパリなんだけれども、フランスが好きだったの。それはね単純にベルサイユのばらが大好きで。それHPとか必ず出て来るんだけど、ベルばらが好きというよりオスカルが大好き。知ってる?

 

 

次回に続きます。

 

 

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「鎌高座談会」 Vol.1